さて、2014年末に予定していたインプラント埋入手術が、ショック死しそうになって中止になってからおよそ1カ月後、とうとう再手術日がやってまいりました。
中止になった経緯はこちら。
前回、リラックスするための薬を飲んだ後、しばらく別室に放置されていた私ですが、いよいよそのときがやって参りました。
リラックス薬はリベンジ時に新しく登場したアイテムです。
目次
2回目の手術台
リラックス薬で手足がほわ~んと酔っぱらった時みたいな感覚になったまま、手術台へと移動します。
とくにフワフワして歩きづらいとか、そういうことはありませんでした。
さんざん放置されていた間に準備が整ってるのかと思いきや、前回と同様、私が手術台に乗ってからガチャガチャと準備が始まります。
あらかじめ出しておくと、雑菌などで汚染したりするからかな?
リベンジ編の術前準備はわがまま仕様
今回は前回使用した顔に貼りつけるベタベタしたシートと、その上からさらに顔を覆う大きい布は無しでいきます。
あの布はものすごく圧迫感があって息苦しく、涙がにじんでも拭く事も出来ないので、イヤだったので良かったです。(痛くて涙が出てくるわけではありませんが、なんか出てくる。あくびした時みたいなやつ)
右腕に血圧計、左ひとさし指先に脈を測るクリップ、右手に握るとプーと鳴る人形。
ここは前回と一緒です。
今回初体験の笑気ガス
助手さんが枕もとの一般家庭用ガスボンベみたいなのから、鼻の位置に吹き出し口が付いているチューブを持ってきます。最初は酸素だけみたいで、シューシューと結構な勢いですでに出ていいます。
なんか鼻の中に涼しい空気が送り込まれてきて、必要以上にスカッとした感じが逆に落ち着きません。
息を止めたくなるけど、鼻から呼吸するように指示されます。
甘クサ!おまけに死にそう!
そうこうしているうちに先生たちも入ってきて、私の顔と口の消毒をして準備がととのいます。
鼻からは甘い空気が入ってきて、その甘さがだんだん濃くなっていってる感じです。
甘くて気持ち悪い!!でも笑気ガスの効果か、手足が暖かくなってきます。
いよいよインプラントリベンジ手術!始まるよ~~~
そして麻酔。1本。2本。
2本打ったところで、前回死にかけた時と比べ物にならないくらい、心臓がバックンバックン打ち始めました。死ぬうぅぅぅ!
…というくらいの心臓の鼓動だったのですが、取っているデータの数値上は問題ないみたいでした。
麻酔を打ったところまでは前回と一緒です。このあとが未知の領域。
入刀!
生あったかい生理食塩水が吹きかけられながら、歯茎にメスが入った感覚があります。けっこうぐいっぐいっという、力強い感じ。そしてばってんに切り開かれている感じ…(すべてイメージ)
全然痛くはありません。でもとにかく笑気ガスの甘さが気持ち悪い!
胸に(肺に?)あったかくて甘い空気が溜まっている感じでむせそう。
ガスの甘さと戦っているうちに「まいにゅう」と聞こえてきました。
まいにゅう?と思っていると、頭蓋にキュルキュルキュルという、電動ドリルでねじが埋め込まれているような衝撃が来ました。(想像。痛くない)
「ああ、埋入ね」と思っていたらなんか可笑しくなってきたのは、笑気ガスの効果なのかどうなのか…
ねじ(インプラント)が埋め込まれた後は縫合です。気分的に、フック状の釣り針っぽいもので縫われているような、そんな痛みがありました。
人生初のインプラント埋入手術終了
縫合が終わったらしばらく脱脂綿を噛みしめて、止血します。
そうしている間に周りはどんどん片づけられていきます。
笑気ガスをとっとと外してほしかったのですが、つけた時とは逆に、だんだん空気の比率が多くなっていって、甘くて気持ち悪い空気が薄まって行く気がしました。
げふぉっとむせましたけどね。
手術終了後は、無事にインプラントが埋まっているか、レントゲン撮影をします。
写真はすぐ現像されて、診察室で先生から説明をうけます。
埋め込むときに上顎の骨を突き抜けて、副鼻腔に穴が開くのが怖かったですが、そのようなこともなく手術は終了しました。
斜めに入ると思っていたインプラントもまっすぐ入っていました。
いろいろ大騒ぎした割に、けっきょく手術をしていた時間そのものは10分くらいでした。あっという間です。
次回は10日後に抜糸です。
【本日かかった料金】
手術:233,323円 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
駐車料金:900円
今日まで合計284,942円
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